旧郵便局舎がカフェに
「ひとつ山」は、古民家太田邸の敷地の一角にある小さなカフェです。
入り口にある〒のマークや一枚板のカウンターが示すように、この建物はかつて地域に初めてできた郵便局でした。
中に入ると、客席と厨房を仕切るガラス戸に描かれた、エプロンをつけて元気に走るきつねの姿が目に留まることでしょう。
きつねが住んでいるのは、近くにある「一つ山」という小さな山です。
cafe「ひとつ山」の店名は、ここから来ています。
このきつね君、カフェの看板娘ならぬ看板狐として活躍するだけでなく、絵本の主人公にもなっているのです!!

<メニュー> 価格は税込です。
コーヒー(ホット) 350円
アイスコーヒー(夏季限定) 450円
レモンジンジャー ホット、アイス 350円
炭酸割 400円
本日のおやつ 350円
おやつセット 600円
*価格は、予告なく変わる場合があります。
<営業時間>
金・土・日 10:00~15:00
※只今、Cafeひとつ山は完全予約制で営業しています。
ご利用を希望される方は事前予約が必要になります。



「一つ山のきつね」の昔話は、鳥取の八頭町で古くから語り継がれてきました。
---一つ山に住む一匹の大きな白ぎつねは、いつもお百姓さんたちの手助けをして、皆に親しまれていました。が、ある時ふいと上方へ旅立ち、そこでえらい関取になった---という、なかなかユニークな展開をするお話です。
絵本『一つ山のきつね』のさし絵は、すべて貼り絵です。細かい部分も一つ一つ別々にパーツをつくり、それらを重ね合わせて陰翳に富んだ表情が出るよう工夫しました。四季の移り変わりを表現する美しい色づかいとも相まって、印象的な仕上がりになったと思います。
絵本はカフェの本棚に置いてありますので、ぜひお手にとってごらんください。